¥22,000

社会人のための1から始める数理統計【基礎編】

1-1 はじめに

公開日

2026年06月25日

総再生時間

8時間19分39秒

セミナー概要

■「数理統計」とは?
数理統計とは、統計学を数学的に体系化し、データの分析や推測を理論的に行う学問です。
確率の理論をベースにして、「推定」や「仮説検定」などの手法を用いてデータから法則性を導きます。AIやデータ分析にも応用される重要な分野です。

■データ分析の背後にあるものの理解
データ活用の重要性が高まる中、「エクセルでグラフは作れるけど、その裏にある理屈までは分からない…」と感じることはありませんか?

本講座では、そうした曖昧な感覚から一歩抜け出し、数式と理論に基づく“本当の統計的思考”を身につけることを目標にします。公式の暗記だけではなく、「なぜそうなるのか」を腹落ちできるように丁寧に解説し、自信を持ってデータを扱える力を磨きます。

本講座では、中学・高校レベルの数学を基盤とし、統計学の土台から応用までを6回にわたって体系的に学びます。
集合や命題、場合の数からスタートし、確率の基本計算、分布モデル(正規分布・二項分布)を経て、区間推定や回帰分析など、ビジネスやデータ分析の現場ですぐに役立つ知識へと段階的にレベルアップします。

また、単なる公式の暗記ではなく、「なぜそうなるのか」「どう使うのか」に重点を置き、数式が持つ意味をしっかりと腹落ちできる内容です。

初学者がつまずきやすい点も講義内で丁寧にフォローし、具体例や演習を通じて理解を深めます。独学で学んできた方にも「点と点がつながった」と実感していただけるはずです。

これからのデータ活用時代に備え、基礎から統計学をしっかり身につける機会として、ぜひご参加ください。

■よくあるお悩み
・Excel分析は少しできるが「なぜそう言えるのか」を説明できない
・仮説検定などが“手順の暗記”になってしまっている
・正規分布・二項分布など、分布の使い分けが腹落ちしていない
・生成AIで統計学をやっているだけで中身を把握してない

■研修・講座のゴール
・数理統計の土台(確率・分布・推定の考え方)を一つの流れとして理解する
・統計的仮説検定を「意味」として説明できるようになる
・相関係数・単回帰を、式の意味から語れるようになる
・統計手法を選ぶ理由を自分の言葉で整理できるようになる

■監修・講師のこだわりポイント
「今だったら統計学も生成AIで簡単に分析できるでしょ?」とよく言われます。
しかし、それ、本当に合っていますか?実は、間違っていることもあります。

また、意味を喋れますか?
意味がわからないのになぜそれを信じることができるのでしょうか?

「統計をツール任せにしない力」を最短で身につけてもらう構成にしています。
統計学は「データをどう読むか」を考える学問ですが、その根底には必ず数学的な裏付けがあります。

例えば、単に「平均」や「標準偏差」を求めるだけなら計算は容易ですが、それらの数式が何を意味し、なぜその形になるのかを理解していないと、データの本質を見誤る危険性があります。

グラフや分析結果を出すだけではなく、“なぜその結論が言えるのか”を説明できることが、データ活用の現場では差になります。

初学者でも安心して、統計を“理解して使える”状態へ進める基礎講座です。
岡本 健太郎
Okamoto Kentaro
<講師略歴>
学歴:九州大学大学院数理学府博士後期課程修了(数理学博士)
出身:山口県下関市
所属学会:日本数学会, 日本アクチュアリー会

資格:高等学校数学科教員免許(専修免許), 統計検定1級(数理統計)

数理学の博士号を取得した切り絵アーティスト。
ドイツのチュービンゲン大学で研究員として滞在。
また、日本学術振興会の特別研究員として様々な分野の研究者との交流を深め、血管の数理モデルの構築など、純粋数学から応用数学にかけて研究を行う。

数学教育にも力を入れており、学生から社会人まで、わかり易く授業を展開。
指導可能範囲は中学・高校数学から、大学の教養・専門分野、データ分析まで幅広く対応。
また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。

セミナー内容

■第1回:確率の基礎①
・集合と命題(ベン図の利用)
・論理と証明(対偶法と背理法)
・場合の数の計算(順列/組み合わせ)

■第2回:確率の基礎②
・確率の基本計算
・反復試行の確率
・条件付き確率とベイズの公式

■第3回:確率分布モデル
・二項分布
・正規分布
・Z表の利用

■第4回:区間推定
・母集団と標本の考え方
・母平均の区間推定
・母比率の区間推定

■第5回:データから得られる統計量
・様々な平均値
・平均と標準偏差の性質
・2つのデータの共分散

■第6回:相関関係と回帰分析
・相関係数
・相関関係と因果関係
・回帰直線の導出

受講対象

・統計学をしっかり学びたい方
・統計学やデータ分析に興味はあるけど、どこから学べばいいか困っている方
・統計に関連する算数や数学の基礎を学びたい方
・統計関係の資格試験に興味のある方

関連動画